SAKURA・GARI 物語 登場人物 本の紹介 トップ 「我ノ花」トップへ
 
時は大正九年。
十七歳で一高入学を目指して上京した田神正崇は
予備校に通う傍ら、華族の斎木俟爵家に書生として働きはじめる。
斎木家には、侯爵の御曹司・斎木蒼磨がいた。
蒼磨は「西洋人形様」と呼ばれるほどの美貌の持ち主で
病身の父から、貿易会社の経営を任されていた。
一見誰にも心許さず、冷たそうに見える蒼磨。
しかし正崇は蒼磨と接しているうちに、尊敬に値する兄の姿を感じはじめる。
蒼磨もまた純真無垢でまっすぐな性格の正崇に少しずつ心を開いていく…

そんなある日、斎木家の書生・寺島伸人が
屋敷の蔵で謎の死を遂げる…
そして、誰も入ることを許されなかった蔵の中で
今まで隠されていた斎木家の闇が目を覚ますのだった…

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